ニットのブローチ(2):試作品完成!怒涛の試行錯誤

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こんばんは、道なき編み道を行くっ!おおうらです。
今日はこの間編地を作っていた、ニットのブローチの話題です。

前回記事はこちら>>

注)今日の記事はちょい長めでございますー

ニットのブローチの試作品が出来ました

「編み物 ブローチ」などでググりますと、かぎ針編みの作品は良くヒットするのですが、棒針編みの作品ってないよなーと思ったのが、作るきっかけです。

ブローチ用パーツとの出会い

そんな時、ブローチというか でっかいくるみボタンの金具を探しに、某ユザワヤへ行ったら、ブローチ用の比較的厚手の生地でもイケそうな金具(?)を見つけたのでした。
クロバーさんから出ているんだー

でも、コスト的に出来れば金属の金具でいけないか?
ということで試作品を作ってみることにしました。

どうしても、毛糸は opal を使いたかったの。

素材ですが、初期段階から「段染めで作ったら面白かろう」とは思っていまして、opal毛糸を使う事は決めていました。
そして、みっちりした編地がいいなーと思っていて、0号棒針を使う事にしました。

で、出来た編み地がこちら!

途中で幅が変わっているのは、金具に付属していた型紙を当ててみて「これは、こんなに幅はいらんかもしんない」と思ってほどかずに路線変更したためです(汗)

型紙を当てるとこんな感じ。

こんなかんじで縞がでるいいなーと。
実際は、かなり裏側に毛糸が引っ張られるせいでこんなイメージ通りにはいきませんでしたがね。

そして、この幅だとなかなかグラデーションの色が変わらなくてですね、強制的に何箇所か糸を切って色を変えています。これは大成功な判断でした。

位置を変えるとこんな感じ。

これに、仕上げアイロンをかけて、裏に、ニット用の伸びる接着芯を貼ります。
で、型紙の大きさに転写します。

切り抜くとこんなかんじ。
接着芯ってなかなか強力で、このくらい切ったくらいでほつれてきませんでした。
すごーい。

金属の金具に、入るか否か?!

で、入ったらいいなーと思う金具を持ってきました。

これこれ。こういうので作りたかったんだー

でもねーーー・・・

う・・・入らない・・・・・(´;ω;`)

それもそのはず、電動ノギスで厚みを測ったら、どうがんばっても1.5mmあったんですもの。こりゃー、デニム地やユードロイ(?)よりも厚いよねー

ということで、問答無用でクロバーさんの金具を使うことになりました

こんなふうに、くるんで・・・しぼって・・・

はめる!!!

が、はまんない!!!!!

原因は、編み地をしぼってたので余分に厚みがでて、金具が固定出来なかったのでした。
そこで、もう一回り編地を切りましてね・・・

もう・・・無理矢理にはめ込みましたよ・・・。

なんとかはまった↓↓↓

すっごく手の力が入りますは・・・。

で、試作品用の金具はもう一個ありましたので
こんどはこういうふうにカットしてみました。

で、絞るんではなく、☆型に糸を渡して引っ張る!という寸法。

これは次回の課題なのですが、なにかほつれ止め液でも塗った方が良さげです。
当然なんですが、この形状だと引っ張るとほつれるんですわ。

どーしたもんかね。

一応、これが試作品です

裏面のいかにも専用金具使いました!感が
なんとかならんか?とは思いますが、これはもう仕方ないのかな・・・。

帽子につけるとサイズ感としてはこんなかんじです。

作ってみての感想

イメージ通りに(執念で)仕上げました。
良いんですがね・・・

クリーマさんに出せたらいいなーとは思っていますが、
反省点はいくつかありまして。

  • 工程が多すぎ、手が超かかる・・・!いいけど!
  • 色が思ったより出なかった。次はもっとショートピッチで色変える!
  • 裏面のほつれ止め処理は必須!明日資材買ってくる!
  • 型紙の外円より小さいくなくてはいけない!型紙起こし直す!

この課題をクリアすれば、充分良いお品物になれるんではなかろうか、と思ってます。

おまけ

「編み地を縦に切り開くとどうなるか?」を実験してみました。

予想はバラッバラになる!だったんですが、
故意にいじらなければ、あまりほつれて来ないという事が分かりました。

ということはですよ「輪に編んで切り開くという」技が使えるということです。
平で編むより、輪で編んだ方が楽ですからね。

こりゃ、大きな発見だ!

 

あとすこしだな。

ではでは!

★次の記事はこちら

 

 

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