無念の全ほどきパート2!『かぎ針編みのレーシーソックス』

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こんにちは、糸へん便りのおおうらです。
誠に遺憾なことが発覚しました。

事の発端は・・・・

本の寸法通りに編んでいた『かぎ針編みのレーシーソックス』ですが、なんとわたしのあんよには全く入らないことが判明いたしました。

前回記事はこちら。

完成サイズ、本では足首回り(くるぶしの所ね)が20㎝なのです。
・・・あたし、そんな足首細くない・・・(;´・ω・)
どうみても 24㎝はほしい・・・

\(^o^)/オワタ

ただでさえかぎ針編みで伸縮性がないに等しいのに、明らかに小さくできたもので。
靴下なのに、自分用に計算し直さないと絶対に履けないということが確定しました。

もう2回はやり直しているし諦めてもいいんですけど、
編み人のチャレンジ魂に火をつけたとかなんとか?
で、昨日、計算入れましたので、今日はその結果を発表しまーす。

計算が合っているかは、編んでみないと実際のところ分からないです(^^;
出来るだけ正確になるようにしましたが、検算が間違っている可能性も大いにあります。
悪しからずご了承ください。

参考資料はこちら

のP21、モチーフつきソックスを編もうとしています。
幾度となく(笑)

デザインはこんな感じね。

どうみても、華奢なお嬢さんが履く靴下よねぇ(笑)
わたしには入らんハズだわorz

糸と針とサイズを選定しますよ

その前に、用語を統一しますよ。略語にします。
***
本のデザイン及びサイズ⇒[本]
わたしのサイズ⇒[私]
模様編み⇒も
***

[本]オリムパスエミーグランデ<ハウス>:3/0号かぎ針
  25g玉、約74m、3/0~4/0号推奨
[私]リッチモアリネンサーフ:5/0号 or 6/0号かぎ針
  25g玉、約90m、4/0~6/0号推奨

※所感:
<ハウス>って実物見たことないんですが、若干太目なんですかね?
3/0号であの編み目だと相当ゆるゆるに編んでいる気がいたします。
あたしの手がキツイのか?!?!

[本]3/0号かぎ針
[私]5/0号 or 6/0号かぎ針

※所感:
最初は3/0号にしてみたんですが大失敗しましたので、5/0号で試作品を編んでました。悪くないです。
ただ、6/0号で編んでみるという選択肢もあるにはあるので、今後の計算でどちらが良いか検証していきます。

ゲージ(10cm平方)を出します

  [本] [私] 5/0号 《備考》6/0号
長編み 24目10段 26目10段 25目10段
も編み 24目21段 26目24段 25目22段

※所感:
本と比べると、6/0号の方が一見適正に見えるのですが、
実は足首部分を円周24cm⇒26cmに増やしたいところがあり・・・。
出来れば編み針を変える増減法にしたい関係でして(^^;
どの程度号数上げればいいのかという計算が必要なので、両方出しました。
なお、編んだのは5/0で、6/0は計算値です。

出来上がりサイズ

  [本] [私]
履き口回り 20cm 26cm
足首回り 20cm 24cm
はき丈 14.8cm 14.8cm
底丈 23.5cm 24cm

※所感:
足首円周4cmも違えば、そりゃ入らないわね!
まとめると、わたしは足が太いと(爆)そういうことです。

編み方手順概要

1. つま先から編む。作り目から長編みで袋にし、編む
2. 甲&底部分を輪で編む
3. カカト部分は、鎖で編みだして後でカカトを編みつける方式にする
4. 足首部分を編む。縁編みを編む。
5. 最後にカカトを編む

編み物計算開始しますよ

とりあえず、5/0号で計算しました。
ざっくり、こんな感じで編みます。

1)本体の円周の目数を求めます

[私]の足首回りは24cmあるもので、目数に直すと、
26目÷10cm×24cm=62.4目
模様編みの1段目は3目1模様なので、3で割り切れる近い数にすると、
60目(20も) or 63目(21も) or 66目(22も)。
カカトで半分にする必要があるので、偶数であって数値が近い60目(20も)に決定。

2)つま先の作り目の数を求めます

台形の形になっている上の長編が、1)で出ましたね。
上は、円周60目の長編みが揃っていれば良いわけです。

つま先の段数は、5段です。(作り目は段に数えない)
増し目数はこれは18目と決まってますので、計算すると
60-18÷2=作り目21目

ついでにつま先の横幅サイズは、
26目:10cm=21目:x
x=8cm
になりますね。

3)本体のカカト下まで編みます

底丈24cmから、つま先(5段=5cm)とカカト(5段=5cm )を引いて、編む段数を割り出します。
24cm -5cm -5cm =14cm
模様編み段が、10cm24段計算なので、
24段÷10cm×14cm=33.6段≒34段
になりました。34段増減無しで編めばOK。

4)カカトの鎖を編む

なんかよく法則がわからなかったので比計算してみました。
[本]24目:31目鎖=[私]30目:x
  x=38.75≒39目
39目鎖でやってみようかと思います。

5)足首を編む。途中でゲージ調整で2cmサイズアップさせる。

足首部分の段数のcmは、実質、
14.8cm(履き丈)-0.8cm(縁編み)-5cm(カカト)=9cm
です。
しかし、拾い目円周は24cmでOKなのですが、
履き口の所を円周26㎝程にしたいです。

どうするか。

方法1)模様を増やしてサイズアップする
方法2)針の号数を大きくして、サイズアップする

模様が模様なんで、1)は却下。2)にする。

問題は、「どこで」「何号」あげるかになります。

「どこで」では、足首部分半分経過した当たり(拾い目から4.5cmの場所)にするとする。
段数にして、約11段のところで針の号数を上げる。

「何号」は、26cm-24cm=2cm増し
      26÷24=1.08⇒8%増しとも言える。
かぎ針は、1/0号上げると、約5%サイズアップするので2号アップさせる。

そこで、ゲージのベースを5/0号にするのか6/0号にするのか問題があるわけです。
2号アップということは・・・

* 5/0号→7/0号:許容範囲
* 6/0号→8/0号:ちょっと無理がある

ということなので、やはりベースは5/0号針に決定かな。
いくらなんでも、8/0号針は糸の推奨使用針から大きく離れているし。

※自然にアップさせるためには、3cm(約7段)毎に
 5/0⇒6/0⇒7/0とアップさせても良いよね

6)カカトを編む

両端で2目づつ余分に拾う。
なので、30目×2+両端4目=64目 拾う。
減目して行って、最終で片面22目残る。
22目とは、約8.5cm位の長さである。

あとはカカトの最終段を閉じて完成。
これで、マトモに(わたしが)履ける靴下が出来るハズ!

図にするとこんな感じ。

まとめ

編む前に計算しよう!自分の足のサイズを把握しよう(笑)

ここまでメモ帳に原稿だけ書くのに2時間以上かかってたり(^^;
(原稿テキスト完成時刻:朝の5時50分)

検算、大事!でも失敗して分かることもある!

失敗が怖くて編みが出来るかってのよー。
ではでは!

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