どうやって編み物を習得していったのか。~私の場合~

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こんにちは、糸へん便りのおおうらです。
今日は、こんなにも編み物にハマってしまった経緯をちょっとだけ
お話しようかなぁと思っています~

ハマるというか、すでに日常の一部になって10年は経ちますので
どうやってそうなったのか、ということを説明します。

編み物との馴れ初め

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私の場合、母と叔母が編む人だったので、ごく幼い時から編み針の存在は知っていました。
でも、編み針って尖っているから、子供には危ないと思われたんでしょうか、、、
さわろうとすると、母から『ダメ!』って言われていたので、子供はやってはいけないんだと思っていました。

母が編んでいるときは、半径1mには入ってはいけないことになっていました(爆)

なので、近くで見るということがなかったのです。
母は、編み込みで、キキララのキャラクターのセーターだかカーディガンを編んでくれたのですが、当時の私にはそのありがたみ(?)がよくわからず、また、お転婆で外遊びばっかりする子供時代だったので、容易に着させてもらえることもなく、箪笥の肥やしになっていました。

それから、小学3年生くらいかな?
かぎ針と真っ赤な赤い毛糸を与えられて、鎖編みを覚えました。
でも、『立ち上って平面に仕立てる』ということをどういうわけか
教わらなかったため、延々と鎖編みを編んでいました。

その間、母は家族の分のセーターなど編んでいました。
その時初めて『縄編み』なるものをみて、これはいったいどうなっているのか?!と不思議でしょうがありませんでした。(その謎が解けたのは10年後でした)

中学、高校、それ以降…現在に至るまで

中学、高校、専門学校時代も編みにはまったく興味がなく、
そのまま社会人生活に突入したのですが、無理な勤務が祟って
一時期まったく外で働けなくなってしまうことがありました。

改めて就活しようにも、これといった専門もなく、頭を抱えていたところで、
スキルの見直しを当時としては徹底的にしたところ、
『ゼロからモノを作ることが得意』
『コツコツした作業が苦にならない』という美点(?)を見出だし、
これって、編み物しろってことじゃん…?と当時の私は考え
ニットしか活路はない!と、編みの技術をマスターすべく、勉強しはじめたのです。

いま考えると、もっとやるべきことはあったように思えたのですが、
『ひとりでもできる』『どこででも出来る』というメリットが
魅力的で、とにかく始めることにしました。

編み物魂が目覚めるまで、10年も潜伏していたことになります。
子供の頃の記憶は、バカに出来ません。

とはいえ、知っていたのは鎖編みだけ。
棒針編みにいたっては、針の持ち方すらわからなくて。

最初は、かぎ針編みの基礎本を買ってきて覚えました。
でも、本だけでは色々分からないことも出てきます。
本当に合ってるかもあやしい。

そして、生活すら危うかったので、この技術を早く現金化したかった。
最速でマスターしたかったのです。
↑この時点で選択がなんかおかしい(^^;

知らない事は知っている人に聞くのが早い!
というわけで、当時、都内に住んでいたこともあって、
ヴォーグ学園の戸を叩きまくりました。

そして、資格取得コースに入ったのですが、
初めての課題作品が、棒針で編むネックから編む輪針のセーター、でした(爆)
棒針編みできない人ーと言われて、手ぇあげたのは、私だけでしたよorz
そこから、ヴォーグでの落ちこぼれスパルタ人生が始まります。

なんせ、表目だと信じていた編み方が、ねじり目だった!
そのレベルから始めたんですから。

ようやっと形になりはじめたころ、
無謀にもニッターの仕事を始めました。
自分で電話かけてお仕事いただいてました。

仕事で編むのは緊張しますし、プレッシャーです。
でも人様の作品を編むのは刺激的でした。間違えちゃいけないし。
自分が編んだ作品が、本に載ったときが一番うれしかったです。
(私の名前は出ないのもたくさんあったけど)

その後、ヴォーグでは講師科に進み、編み図を見れば大体検討がつくようになりました。
自分でも簡単なデザインが出来るようになり、自分で作ってネットで販売などしてみました。
(現 iichiで販売中)

イベントにも出店してみるようになり、
直にお客様の声を聞いてみることにもチャレンジしました。
少しづつですが、レベルが上がってきているような手応えは感じています。

まとめ

というわけで、私の場合は、

(間違ってた)独学→編み教室(ヴォーグ学園)→ニッター→自主制作販売

といったコースになっています。

まず自分でやってみて、先生について聞いてみて、
実際に自分で販売してみて、という順でマスターしてきました。

カエル一匹(エコタワシ)売るのがどんなにタイヘンか…!
すごく勉強になりました。
編み技術は、販売しながらマスターしていったという感じです。

現在は、さすがに編みだけで生活などできないので、
別の仕事でなんとか生計を立てています。

でも、ゆくゆく(2~3年以内)は、編み関連の仕事に
再シフトしていきたいなぁといった野望もあったりなかったり(^^;

講師の資格がとれたら、講師業も視野に入れたいと思っています。
なんせ私が『出来ない』人だったので、それも踏まえて、
『分からないことを何度でも、優しく丁寧に』伝える講師になりたいと
意気込みだけは、いっちょまえですorz

当分先になりそうですがね。
他にも問題が山積みでして。

それでは、長文、失礼いたしました~!

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