こんにちは、編み物に電卓と定規は必携です。おおうらです。
アフガン編みベレー帽の連載、第回目は実技です。いよいよ編んでいきますぞ。
前回のお話はこちら

用意するもの:
・毛糸
・短いアフガン針(普通のかぎ針ではやりづらいです)
・電卓 ←NEW!!
・紙とエンピツ ←NEW!!
・定規 ←NEW!!
前提条件
編もうとしているものの要件をまとめます。

- ブロックアフガンで編むベレー帽
- トップから6枚はぎで編む
- 1枚のパーツは8cm四方
- プレーンアフガンで編む
- クラウンは4周編む。
- クラウンにゴム編みを編み足す。
1枚目を編んでゲージを確認する

まずは1枚目を試し編みを兼ねて編みます。
目数と段数を調整しながら、目標の8cm角に近づけていきます。
サイズが合えば、そのままベレー帽のパーツとして採用。
合わなければ、いったんほどいて編み直します。
試し編みを無駄にしない、一石二鳥の方法です。
1枚目の編み方手順
結論として、8cm四方編むのに「14目10段」で落ち着きました。
手順は
- 1段目を編む。横が8cmになるように編む
- 縦も8cmになるように数段編み進める
です。
定規を当てて、8cm付近まで編みます。

縦も8cmであろう、というところまで段を編みます。
完成したのがこちら。

念のため、対角線の長さも測っておきます。
前回の記事で、計算で1辺8cmの対角線は11.31cmと出ました。
果たしてその通りになっているでしょうか?

大丈夫、11.3cmほどありました。
計算通り・・・・!!!
これを6枚編みつなぎますので、
11.3cm✕6枚=67.8cm
となります。
頭回りのサイズになります。大体いいかんじです。
サイズ調整のやり方
一発で正解がでることは、稀(まれ)かもしれません。
サイズ調整のやり方です。
横幅が足りない場合
目数を増やします。1目増やすと5mmくらい平気で増減しますので、増やしたら(減らしたら)必ずもう一回、計測しなおします。
縦が足りない場合
単純に段数を増やします。
番外:編地がなーんか固い(ゆるい)場合
編み針の太さを変えて、バランスを調整します。
■アフガン針と毛糸の太さの関係について
アフガン編みは往復して1段として編む性質上、ワタシの経験から、ラベルに書いてある棒針の適正号数より太めのアフガン針を選んだ方が、好みの編み地になりやすかったです。
※今回は、適正が5~7号のところを10号アフガン針を選び、しかもゆるめに編んでいます。
無事にお目当てのサイズで編めましたら、最終段は引き抜き編みをして伏せておきます。
そして、目数段数を記録しておきます。
ワタシの場合は、14目10段になりました。(後々、計算の元ネタにします)
2枚目〜5枚目の編み方|段から目を均等に拾う方法

2枚目は1枚目の段から必要目数を均等に拾って編み足していきます。

ここで問題です。
ワタシの場合は、10段から14目を拾いたいのですがどう拾えば良いでしょうか???
答えを先に言うと、
3目編んで1目増し目を2セット、2目編んで1目増し目を2セット繰り返すと14目拾えます。
計算方法は2種類あります。
- 編み物計算で手計算する方法
- ゲージメジャーを使う方法
両方紹介しますね。
その1:編み物計算で手計算する方法
昔からある、編み物計算のやり方です。
10段から14目を拾いたいわけですので、大きい数字から小さい数字を引き算します。
14-10=4
差は 4 です。
こっからよ。
10を4で割ります。
10÷4=2 余り 2
商が2。余りが2です。
余りが出てるの。
なので、商に1を足して半端分を切り上げ、ぴったり割り切れた分についてはそのまま使います。
計算式を動画にするとこんな順番で計算します。
こうなるのです。
結果として、
3(目)で 2(目増し目) ←黄色い部分
2(目)で 2(目増し目) ←ピンクの部分
という組み合わせになりまして、
実際に編めるように整理すると⋯⋯
3(目)で 1(目増し目)
2(目)え 1(目増し目)
を2セット
編めば、14目きっちり拾えることになります。
こんな感じかな。

🔴の部分で増し目するのです。
慣れれば、紙とエンピツあれば計算できます。
アプリもあるらしいとは聞きますけれど、瞬殺で答えは出ます。
まとめ:
1.引き算する。増し目したい目数を引き算で求める
2.割り算する。商と余りを出す
3.商と余りを組み合わせて、実際に編めるパターンに整理する
その2:「ゲージメジャー」という道具を使う方法
これも古い道具なんですけど、日本ヴォーグ社が出している ゲージメジャー というものがあります。

目盛りが書かれた短冊が束になっております。
使い方はシンプルで、目当ての数字が書かれた短冊と短冊を突き合わせるだけです。
今回は、14目10段なので、14 と 10 の短冊を出せば良いのですが、残念なことに数字が小さすぎて短冊がありません。なので、2倍して、28と20の短冊を突き合わせます。

メモリの線が合致しているタイミングで増し目(減目)します。
まとめ:
1.段と目数に見合った短冊を用意する
2.数字が小さすぎるものは適宜倍数にするなりして対応する
3.目盛りが一致する箇所で増し目する
■地味に便利なゲージメジャー
増し目(減目)するタイミングを調べる他にも
・10cm角に何目(何段)あるのか調べたり
・曲線の拾い目を一発で出したり
なかなか便利な道具です。
これだけで数本記事が書けますので、またなにかの折に記事化しようかな、とは思っています。
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そんなかんじで、2枚目が編めたところです。
ちなみに、段から目を拾う時、このぴょこっと飛び出たループを拾うとキレイです。
一段につき、2個あるので右か左か決めてどちらかを1目として拾います。1段から2目編む時は両方拾います。

2枚目最終段は、1枚目と同じく引き抜き編みにして伏せておき、3枚目に備えます。

同じ要領で5枚目まで編み進めます。

次は、最後の6枚目なのですが、ここがちょっと難関なのです。
6枚目|目と段を接続しながら編み、1周を完成させます
そして、ラストの6枚目ですが、1枚目と繋がないといけません。
1枚目の「目」と6枚目の「段」を接続しながら仕上げます。

なんと言ったらいいんだろう。
すでにある1枚目の目(14目)と、6枚目の段(10段)を均等にならしながら編みつなげます。
今度は先程とは逆で、4目に対し3段を接続します。
1目余るのでそれはすっとばして、次の減目を編みます。

3段接続して1目分飛ばし、さらに2段分接続して1目分飛ばし、を2回やればOKです。
接続するタイミングについて
接続するタイミングは、行きの目を拾い切った後です。
目の頭にループが見えますので、そこを拾って糸を引き出し接続します。

あとは普通に、戻りの目を編みます。
これで一周編めました。

最終段も、例によって、引き抜き編みして伏せておきます。
ここでいったん糸を切ります。
切らなくても2段目は編めるのですが、ロングピッチの毛糸を使っているのでキレイな四角い模様を出したいので、色を切り替えるために一回糸を切っています。
今日はここまで。おつかれさまでした!
あとがき
今日は、6枚つなぎ合わせて1周目を編みました。
次回は、2周目・3周目を編んでいきます。
その後、4周目(最終周)で三角に編んでゴム編みを編み付ける前段階まで行く予定。
(その後も、まだもうちょっと続く)
あとね、編んでるときに気をつけてほしい点がありまして。
それは「こまめに定規をあててサイズを測る」なんです。
アフガン編みって、特に戻りの目を引っ張りすぎると簡単に縮みますので、そこだけ注意されたし。
本日は以上です!
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ではね!

